常総市議会 2012-09-25
常総市:平成24年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2012-09-25
26
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。16番
石川栄子君。
〔16番
石川栄子君登壇〕
27 ◯16番(
石川栄子君) 私のほうからは、認定第3
号平成23年度常総
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、これは賛成の立場で討論を行います。
平成23年度当初予算と同様、平成23年度決算につきましても初めての
賛成討論となるわけです。それは、思い切って
一般会計から9億円という予算を
繰り入れていただきまして、国保税の値上げにストップをかけてくれたことです。値上げしないよう、最善の努力をしてくれたことに対して評価をするものです。
国民健康保険の状況について、私、調査を依頼した資料でわかったんですが、ここ3年間、平成21年、22年、23年と
加入世帯はあまり変わらないんですが、1
世帯当たりの
平均所得、これが減り続けております。もちろん、1人当たりの所得も減り続けているということがわかりました。ですから、国保税の
賦課徴収額が減り続けているわけです。そうした中で、支出するほうの医療費のほうは、高齢化や
高額医療のためふえ続けている状況ですから、そのギャップを埋めるためにどうしても
一般会計から
繰り入れなければ追いつかないというのが現状ではないでしょうか。
9億円の
繰り入れの中身を見てみますと、市として当然負担をすべき法定分の
繰り入れ、
予算委員会でも質問してお聞きしましたが、
国民健康保険の
基盤安定負担金や職員の給与費、そして
出産育児費の一時金など、合わせまして3億7,089万円になります。そのほかの
法定外繰り入れというものは、9億円から、その法定内、どうしても
制度維持のために出資しなくちゃならない常総市のお金、3億7,087万円引きますと、5億2,913万円ということで、1人当たりの法定外の繰入金は2万3,900円ということです。
22年度決算で見てみますと、1人当たり3万円を超えているのは稲敷市、東海村をはじめ、ひたちなか市なども3万円近いです。常総市は、22年度決算で見ますと1万8,012円でした。他市に比べてそんなに驚くほど多い額じゃないと思います。どこの市でも
繰り入れするのが今当たり前、こういう状況になっているのです。保険税をまともに払えば、まともな生活ができないほどの
保険税になってしまったこと、ここが最大の問題です。
払いたくても払えないのですから、4月にはすべての世帯に保険証を送付したということだったんですが、3月決算時には
資格証明書発行、保険証が手元にない方が144世帯、短期の
資格証明書発行は延べ1,187世帯となっております。こうした方は、どうしても病院に行くのがおくれて、手おくれ
死亡事件の発生の原因となります。常総市でも現にこういったことが起きております。国民の命と健康を守るための本来の制度に逆行するものです。滞納者に対する、さらなるきめ細かな対応を進めるべきです。
資格証明書や短期証の発行は、国民の医療を受ける権利を奪うものであり、中止をすべきものだという立場でございます。
このように
国保財政が大変になった、その原因は、国の
予算削減にあります。1984年には、かかった費用の50%の国庫支出金があったんですが、2008年には24.1%と半分以下になっているということにあるわけです。
国民健康保険という、国が国民の健康に対して責任を持たなければならない額としては、少な過ぎるというふうに思います。地方財政を圧迫しているもとになっているわけです。
そんなことで、私たち市議会でも、文厚委員として提案をいたしましたことですが、国の財政支出を求める意見書を6月議会では提出をしたところです。今でも高い国保税ですから、せめて値上げにならないよう、引き続き市民を守るためには
繰り入れは必要です。23年度
繰り入れをふやしていただいたことに対して賛成ということです。
以上で討論を終わります。
28
◯議長(
草間正詔君) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、認定第2号について、採決いたします。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
認定第2号、以上の件に対する
決算特別委員長の報告は、本会計決算のとおり認定すべきであるとするものであります。
お諮りいたします。認定第2号は、
決算特別委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
30
◯議長(
草間正詔君) 起立多数であります。よって、認定第2号は
決算特別委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第3号ないし認定第10号、以上8件について一括採決いたします。
以上8件に対する
決算特別委員長報告は、本会計決算のとおり認定すべきであるとするものであります。
お諮りいたします。認定第3号ないし認定第10号、以上8件は、各会計決算のとおり認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上8件は、各会計決算のとおり認定することに決しました。
───────────────────────────────────
日程第5 請願書等審議
32
◯議長(
草間正詔君) 日程第5に入ります。
請願書等審議。文教厚生、建設経済の各常任委員会に付託審査中の請願・陳情について、審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。
初めに、
文教厚生委員長の報告を求めます。
〔
文教厚生委員長中村博美君登壇〕
33
◯文教厚生委員長(
中村博美君)
文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
請願第6号内守谷学童クラブ建設に関する請願書、常総市内守谷町1860番地、内守谷4区自治区長、瀬崎房男氏、外1,788名提出、請願第7号教育予算の拡充を求める請願、水戸市笠原町978-46、茨城教育会館2F、茨城県教職員組合代表、高野冨二男氏、外293名提出、平成23年陳情第2号「県立高校の存続と高校の30人以下学級実現を求める意見書提出」に関する陳情、常総市坂手町915番-5、茨城県高等学校教職員組合、伊奈高等学校分会分会長、染谷純夫氏提出、請願第9号「県立高校の存続と高校の30人以下学級実現を求める意見書提出」に関する請願書、常総市十花町290番地、茨城県高等学校教職員組合水海道支部長、磯山 馨氏提出、以上4件については、慎重に審査を行った結果、請願第6号については
全会一致をもって採択と決定いたしました。請願第7号及び平成23年陳情第2号、請願第9号については、賛成少数のため不採択と決定いたしました。
以上です。
34
◯議長(
草間正詔君) ただいま報告を求めました。
初めに、請願第6号内守谷学童クラブ建設に関する請願書の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
請願第6号、以上の件について採決いたします。
請願第6号、以上の件に対する
文教厚生委員長報告は採択であります。
お諮りいたします。請願第6号は、
文教厚生委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、請願第6号は
文教厚生委員長報告のとおり採択されました。
次に、請願第7号教育予算の拡充を求める請願の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
請願第7号、以上の件について採決いたします。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
請願第7号、以上の件に対する
文教厚生委員長報告は不採択であります。
よって、原案についてお諮りいたします。請願第7号は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
40
◯議長(
草間正詔君) 起立少数であります。よって、請願第7号は不採択とすることに決しました。
次に、23年陳情第2号「県立高校の存続と高校の30人以下学級実現を求める意見書提出」に関する陳情、請願第9号「県立高校の存続と高校の30人以下学級実現を求める意見書提出」に関する請願書、以上2件の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。
〔21番堀越道男君登壇〕
42 ◯21番(堀越道男君) 私は、請願第9号及び平成23年の陳情第2号ということですね、「県立高校の存続と高校の30人以下学級実現を求める意見書提出」に関する請願書に、賛成の立場で討論いたします。
9月13日、茨城新聞で、来春の県立高校入試で県教育委員会は募集人員を170人減らすと発表しております。それは昨年、全日制定員に600人を超える欠員が生じたことからそうするとしているわけであります。この間、茨城県教育委員会が2009年7月に発表した第2次県立高等学校再編整備の基本計画では、平成21年3月から平成32年5月の間に77学級程度の学級減が必要とし、小規模校の統廃合を強力に推し進めております。
しかし、現実はどうかというと、近年、家庭の経済状況の悪化で県立高校への希望者はふえております。ことしの春の入試で、県立高校を希望しながら2次募集でも入れなかった生徒数は、全日制131人、定時制38人の計169人に上ったということであります。この原因は、県教育委員会が強引に進めてきた統廃合、2002年に111校から2011年には97校、14校減らすと、こういう学校削減による影響であります。
また、県教育委員会は平成20年から平成32年の12年間で4,500人減少する、こう言っておりますけども、生徒の減少が始まるのは平成29年からであり、生徒が減少したのは地域間の格差があって、県北のように減少する地域もあれば、県南のように増加する地域もあります。1クラス40人を前提とした生徒数減少を理由に学校を統廃合してしまえば、地域のまちづくりにも大きな影響を及ぼすことは必至であります。
学区制を外したり、いろいろ単位制などやって、ちょっと競争主義に走っている地元、水海道一高ですけども、当の的場校長が、松風第14号、これは海一高済美同窓会水海道支部会報ですけども、こう述べております。
ところで、昨今の本校生徒の出身中学校を見ますと、地元旧水海道市からの生徒数が激減しております。40年前、旧水海道出身者は351人中100人を超えている、3人に1人が海中生だったんだと。本年度の入学生の出身校を見ると、旧水海道市は43人で守谷市の半分、つくば、つくばみらい市とほぼ同数、そういう結果で、これは常総市の将来を牽引する人材の幅が薄くなることが懸念される、そういうことを述べております。まさに明言であります。
さらに、県教委の再編計画は、その底に流れているものはコスト論です。その犠牲に定時制高校の再編、削減、廃校措置もあります。発達障害、不登校、そうした特別な教育的ニーズを持った子どもたちへの県立高校への進学を狭めることにもなっています。
よって、高校生や学校の実態を詳細に調べ、統廃合ではなくて、1人1人の生徒を大切にした30人学級にすることこそ、教育的支援だと思います。そういうことで、この請願についてはぜひとも賛成していただけるようにお願いいたしまして、討論といたします。
43
◯議長(
草間正詔君) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
23年陳情第2号及び請願第9号、以上2件について一括採決いたします。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
以上2件に対する
文教厚生委員長報告は不採択であります。
よって、原案についてお諮りいたします。23年陳情第2号及び請願第9号、以上2件は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
45
◯議長(
草間正詔君) 起立少数であります。よって、以上2件は不採択とすることに決しました。
次に、建設経済委員長の報告を求めます。
〔建設経済委員長岡野一男君登壇〕
46 ◯建設経済委員長(岡野一男君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
陳情第1号中妻町字沖の内地区の生活道路の拡幅とU字溝整備に関する陳情、常総市中妻町756番地、代表、宮国弘栄氏、外5名提出、陳情第2号公共下水道の一日も早い実現を求める陳情、常総市豊岡町乙1151番地10、きぬ住宅団地汚水処理施設維持管理組合組合長、染谷修司氏、外43名提出、以上2件については、現地調査を行い、
担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、陳情第1号についてはこの路線の出入り口地権者の同意が得られていないとの理由により、賛成者がなく、不採択と決定し、陳情第2号については
全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。
47
◯議長(
草間正詔君) ただいま報告を求めました。
初めに、陳情第1号中妻町字沖の内地区の生活道路の拡幅とU字溝整備に関する陳情の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第1号、以上の件について採決いたします。
陳情第1号、以上の件に対する建設経済
委員長報告は不採択であります。
よって、原案についてお諮りいたします。陳情第1号は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
50
◯議長(
草間正詔君) 起立なしであります。よって、陳情第1号は不採択とすることに決しました。
次に、陳情第2号公共下水道の一日も早い実現を求める陳情の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第2号、以上の件について採決いたします。
陳情第2号、以上の件に対する建設経済
委員長報告は採択であります。
お諮りいたします。陳情第2号は、建設経済
委員長報告のとおり、採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、陳情第2号は建設経済
委員長報告のとおり採択されました。
───────────────────────────────────
日程第6 議案第51号 韓国の李明博大統領による島根県・竹島上陸及び天皇陛下への侮
辱発言に対する意見書提出について
54
◯議長(
草間正詔君) 日程第6に入ります。
議案第51号韓国の李明博大統領による島根県・竹島上陸及び天皇陛下への侮辱発言に対する意見書提出について、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
55
◯議長(
草間正詔君) 提案理由の説明を求めます。小林 剛君。
〔4番小林 剛君登壇〕
56 ◯4番(小林 剛君) 意見書。議案第51号韓国の李明博大統領による島根県・竹島上陸及び天皇陛下への侮辱発言に対する意見書提出について。
意見書案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
韓国の李明博大統領による島根県・竹島上陸
及び天皇陛下への侮辱発言に対する意見書
島根県の竹島は、わが国固有の領土である。これは歴史的にも国際法上も疑いはない。しかしながら、韓国は竹島を不法占拠し、施設構築等を強行してきた。韓国が不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではなく、決して容認できない。
今般8月10日に李明博韓国大統領が竹島に上陸した。わが国はこのことを強く非難するとともに、竹島の不法占拠を韓国が一刻も早く停止することを強く求める。また、わが国政府は断固たる決意を持って韓国政府に対し毅然とした態度を取り、わが国政府が一丸となって竹島問題について効果的な政策を立案・実施すべきである。
さらに、8月14日、李明博韓国大統領は天皇陛下の韓国ご訪問について極めて侮辱的な発言を行った。友好国の国家元首が天皇陛下に対して行う発言として極めて無礼な発言であり、決して容認できないものであり、発言の撤回を求め謝罪を要求する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年9月25日
常 総 市 議 会
(提出先)衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、防衛大臣
以上です。
57
◯議長(
草間正詔君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第51号、以上の件は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
60
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
お諮りいたします。議案第51号、以上の件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
61
◯議長(
草間正詔君)
全会一致であります。よって、議案第51号は可決されました。
───────────────────────────────────
日程第7 議案第52号 香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島上陸に対する政府対応へ
の意見書提出について
62
◯議長(
草間正詔君) 日程第7に入ります。
議案第52号香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島上陸に対する政府対応への意見書提出について、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
63
◯議長(
草間正詔君) 提案理由の説明を求めます。小林 剛君。
〔4番小林 剛君登壇〕
64 ◯4番(小林 剛君) 意見書。議案第52号香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島上陸に対する政府対応への意見書。
意見書案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島上陸に対する政府対応への意見書
尖閣諸島はわが国固有の領土である。これは歴史的にも国際法上も疑いはない。こうした中、香港の民間団体の活動家ら14名が8月15日、わが国海上保安庁巡視船による警告・制止を振り切って、尖閣諸島沖のわが国領海に侵入した。また、これら活動家のうち7名は同日夕刻、尖閣諸島魚釣島に不法上陸した。
これらの行為は極めて遺憾であり、これらの行為を厳しく糾弾するとともに、厳重に抗議する。
これらの違法行為に対し、国内法令にのっとり厳正な対応を行うのは政府の当然の責務である。政府は違法行為に対し、法にのっとり厳正に対処するべきであった。こうした事態が再発しないよう中国、香港当局に対し厳重な申し入れを行い、さらに尖閣諸島の実効支配を確たるものとしていくために、警備体制の強化を含め、あらゆる手だてを尽くすべきである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年9月25日
常 総 市 議 会
(提出先)衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、防衛大臣
以上です。
65
◯議長(
草間正詔君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
66
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第52号、以上の件は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
67
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
68
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
お諮りいたします。議案第52号、以上の件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
69
◯議長(
草間正詔君)
全会一致であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午後2時56分休憩
───────────────────────────────────
午後3時10分再開
70
◯議長(
草間正詔君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
───────────────────────────────────
日程第8 議案第53号 常総市副市長の選任につき同意を求めることについて
71
◯議長(
草間正詔君) 日程第8に入ります。
議案第53号常総市副市長の選任につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
72
◯議長(
草間正詔君) 提案理由の説明を求めます。
高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
73 ◯市長(高杉 徹君) 議案の第53号常総市副市長の選任につき同意を求めることについて提案をいたします。
副市長につきましては、前任の藤島忠夫氏が平成24年7月31日をもって辞任をされてから欠員となっておりましたが、10月1日付で……〔「必要ない」と呼ぶ者あり〕──門井信夫氏を……
74
◯議長(
草間正詔君) 静粛に願います。
75 ◯市長(高杉 徹君) 副市長として選任したいので、地方自治法第162条の規定により議会の同意をお願いいたします。
ぜひ石下地区から副市長を選任してください。よろしくお願いします。
76
◯議長(
草間正詔君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。茂田信三君。
〔13番茂田信三君登壇〕
77 ◯13番(茂田信三君) 13番の茂田です。まず最初にお話ししておきますが、私ども一般質問のときに、市長にこのように忠告を申し上げたのをもう一度申し上げます。
まず、市長が公約で財政削減をしなくちゃいけない、選挙のときは夕張みたいになるから財政を削減する、自分の報酬も半分カットする、大いに評価いたします。そのとき、私、だれが出るか見当もつかなかったです。普通、人事案というのは、まず重要なことは議会の冒頭にその人を紹介して、同意を求めて、その議会の間にいろいろ考えるわけです。今回出たのは、議会の途中なんですよ。まず第1点。そのとき、私申し上げたのは、副市長は選任しないのがいいですよと、私は人物に関係なく同意をいたしません。多分、この議会の流れもそうだと思いますから、将来ある本人のために、否決されてはその本人がいづらい思いをしますから、どうか上程はしないでくださいと申し上げたはずです。そして、議会の真ん中より過ぎた後ですかね。議会の後半あたりに議運に提出しまして、門井君を、同意を求めるということを議運で持ってきたわけです。
まず、下妻市は副市長を置いておりません。ちょっと前まで置いていませんが、きのう置いたかどうかわかりませんが、今議会までは置いていないはずです。まず、副市長の人件費は、報酬、一般に言う給料ですか、72万円、ボーナス入れると、特別賞与ですか、一般で言うボーナス、入れると1,152万円なんです。それが4年だと4,600万円ぐらいですかね。そのほかに退職金が、4年やるとおおよそ1,600万円前後支払われると思います。そうすると、6,000万円なんですよ。百歩譲って、どうしても副市長が不在だとこの市政が大きな損害を、損失を被るというならば、副市長を置かなければいけません。しかし、現に下妻でそういう弊害は出ておりません。そのために部長、課長がいるはずなんです。その担当の部長に会議とか出席していただくならば、用事は済むことなんです。仮に副市長が行っても、多分議決権はないと思います。首長の集まりで、首長は1票持っておりますが、副市長は市長の代理ですから、議決権はないと思います。ただ会議の内容を、本庁へ帰ってきて市長に報告するだけじゃないかなと思います。そういうことで、まず、どうして自分の公約に反する、財政削減をうたっていながら副市長をきょう上程したのか、まず第1点。
第2点は、どうしてこのような重要なことを議会の途中で上程するのか、何人かに断られて、そして最後の、首を縦に振った人が門井君かなと、だれもそう思うんじゃないかなと思います。それがうがった見方かなと思います。何人か、自分の意中の人に、副市長どうだと、いや、財政難の折、私が引き受けると常総市が6,000万円も4年間でかかるから、私はお引き受けできません、何人かに依頼して、それで引き受け手がなくて、それでどうしようもなく、この門井君に来たのか、まずその2点をお聞きしたいです。
そうでなければ、議会の後半にこういう重要なことを持ってくるはずがないんですよ。普通の道理で考えれば、もうある程度決めておいて、8月3日からですか、1カ月以上あるわけですから、議会が9月5日招集、もう議会の1週間前に議会運営委員会を開催するんですね。ですから、9月5日ですから、逆算しても8月の終わりには議運を開催しているんです。普通でしたら、そのとき、議運の委員長にこういうわけで人事案件出しますから、よろしくお計らいのほうお願いします、これが普通常道じゃないですか。
ですから私は、今、質疑の途中に言いますけど、反対はしますけど、人物で反対するんじゃないですからね。最初の約束どおりで反対するんですから。私が一般質問、9月の8日前後だと思いますね。9日か10日、その辺のときに一般質問したときは、門井君のカの字もなかったですから。そのとき私は、いかなる人物を持ってきましても副市長の案件は反対しますと。そして仮に、門井信夫君が出てきまして、私、賛成したら、議事録を訂正お願いしなくちゃいけないでしょうよ。議会で、一般質問で大見得切って、そのときは門井君という名前も、だれの名前も出ていませんでしたよ。反対するといって、今度賛成したら、私どもは今度議事録の訂正を申し出なくちゃいけないんですよ。私はそういう二枚舌好きじゃないですから。一度言ったことは守る。賛成するんだったら、もろ手挙げて最初から賛成ですよ。それをまずお聞きしたいです。
どうして自分が選挙の公約のときに、夕張みたいになると、このままでは夕張みたいになる。自分もそうでしょう。選挙のときに、市長に出るときに何人からも言われましたよね。議員が違う選挙に出る場合は、立候補した時点で議会議員を失職するんです。あれ、幾日か前に、例えば1週間前とか10日前とかに辞職すると、首長の選挙のときに補欠選挙ができるんです。それも金子議員からですかね、質問あったと思いましたよね。まして今回、1人亡くなりまして、今、定員22人のところ20人なんですよ。どうして条例で決まった人数を守らないんですか、辞表を出してくださいと、この議場で詰問されたんですよ。厳しく問い詰められたんです。問い詰められたというか、自分の席に、議員でしたから、あそこにいたから、市長に聞いたんですよね。市長に、どうして、こういう議員いますけど、何でやめないんですかって。そしたら、
長谷川市長は、それは人個人のことですから、私が答弁することじゃありませんと、多分そう言ったんですよね。何人からも言われたんですよね。
実際は、この市政にかけたいという若者がいたわけですよ。自分は
予算削減のために、議員は辞職しません。自動的に選挙のときに立候補して失職すると、補欠選挙がないんですよ。そういう、自分で言っていて、今度、まるっきり反対のことですよ。それで私はあれっと思ったんです。老婆親切心ながら、私は一般質問のときに、私は不同意ですが、多分ほかの人もそうだろうと思うと私は強く言ったんですよ。普通の方でしたら、老婆親切心──普通老婆心と申しますがね。老婆心を聞き入れるはずですよ。まず、それが第1点。
第2点は、先ほど前段で申し上げました、どうして議会の後半になって人事案件を出したのか、その2点をお聞きしたいです。
以上です。
78
◯議長(
草間正詔君)
高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
79 ◯市長(高杉 徹君) では、茂田議員からの二つの質問にお答えします。まず、この議案に関することに関してだけ答弁いたします。
まず1点目は、副市長を置くことが財政再建に反するのではないかという趣旨だったと思います。それについてお答えします。
私は、今回の副市長は、これから私とともに常総市の財政改革を強力に推し進める片腕としてぜひ必要です。ですから、その分の人件費よりも、これから我々が4年間にわたって財政を改革する、その効果のほうがはるかに大きいと考えておりますので、副市長の人材を得ることは長期的に、また大きい目で見れば必ず常総市の財政再建に当たると思っております。
それから、常総市は歴代、助役、副市長をずっと置いてきております。これは水海道も含めて。そして、前任の藤島副市長も、市長と同じように精力を持って、かなりな力で常総市の市政を運営していただきましたから、当然副市長は必要であると私は確信をしております。
また、これから私と副市長で財政を改革する、そのスタートとして、きょう皆さんに議決をいただいた市長報酬みずからの50%カット、これで4年間で3,200万円カットできました。このことをまずスタートしたわけでありますから、私は、副市長はその人材として、財政改革をする上で必要だと確信をしております。これが一つ。
それから二つ目、なぜ議会の途中で出したのか。それから、最初から門井さん本人だったのかということについてお答えします。
私は、最初からこの方にやっていただきたいということで、この方しかお願いはしておりません。そして、門井さんは、現職の社会福祉課長であり、保健福祉部の次長でありますから、皆さんよく御存じのはずです。それは仕事を通じても、特に石下の議員は、石下の職員としてずっと活躍してきた方でありますから、特に皆さん、石下の方はよく御存じであります。〔「わかりません」と呼ぶ者あり〕──したがって、議会の中で提案をし、約1週間の時間もありましたから、私は時間として決して不十分であるとは思っておりません。
以上です。
80
◯議長(
草間正詔君) 茂田信三君。
〔13番茂田信三君登壇〕
81 ◯13番(茂田信三君) あなたの今、主張はわかりました。
今度、私、もう一度お聞きしたいんですが、改めて名前が出ましたから、門井君という名前が出ましたからお聞きしたいんですけど、どのようなところに優れているんですかね。私、これは悪いということじゃないですからね。悪いということじゃないですけど、私から見れば特別な才能があるとは見えないですね。例えば公認会計士の資格を持っているとか、そういうのに優れているとか、いろいろな研究者だとか、私から見ればごく一般な年相応の職員としか映らないです。それは人の価値観だって違いますからね。わかります。美人コンテストで、10人で、私はこの人がいいなと思うし、またある人は、こっちの違う人はぽちゃぽちゃっとしているのがいいなと。私は目の大きい子が好きだなと、私は目がきりっとしているのがいいな、それと同じで、人によって見方は違うんですよ。ただ優れている優れているじゃ、まずどういうところが優れている、だから、どうして途中で出すんだと。
最初から期間あれば、もし聞かれたら、門井君ってどういう人、いや、こういうことに優れているんだよ、そういう話になるでしょうよ。何か取ってつけたように、あるあなたの側近の方が、これは名前出しませんが、私の親友の議員の方に、石下からだれか副市長やる方いないですかね、電話したそうです。名前は申し上げませんよ。私はもう口はかたいですから、約束ですから。あなたがもし最初からそういう意中の人だったら、あなたの親しい議員の人は、私の親しい人に電話するわけないでしょうよ。ええって言ったの。その方は、私はだれって推薦もできないしと断ったそうです。何で、どうして、あなたが最初からずっと意中の人だったら、その人がそういう打診してくるんですか。おかしいじゃないですか。もし本当に意中の人だったら、8月の末の議運に出してきますよ。そうすると、いろいろ、議会前に出れば判断材料もつくし。
あなた、先ほど言いましたよね、石下で非常に活躍したって。私、そういう記憶ないんですよ。もう一つ言わせてもらえば、議会へ入った、いつだっけっな、五、六日前にそこで出席の伝言板、電気の板がありますよね、ボタンを押すと出席と欠席、そこのところに門井君いましてね、普通だったら、今度選任の同意をもらいますから頑張りますとか、普通だったら言いますよ。頭下げたんだか、あいさつしたんだか、それははっきりわかりませんが、そういう私は意識は感じ取ることができなかったです。私はみんな言った、おはようとかね。職員いると、おう元気かとかね、冗談というか、言ってくるんですが、あまりそういう、私がもし出るんでしたら、私、頑張りますからとか。
私がもしこの選任される、同意をいただくんだったら、これは順位は構わないですよ。まず課長をやめますよ。不退転で臨みますよ。だってこれ、議員の場合は、仮に今のあなたが市長に出て、そのときはもう黙って失職でしょうよ。黙って失職。市長落っこったからって、もう後がないんですよ。こういうのを不退転というんですよね。そんなにやる気があって、不退転の気持ちだったら、きょう、私、まさか出していると思ったんですよ、辞表を。きょう、そこにいましたもんね。午前中いて、名札倒れているのは今、本人のことですから退席しているだけですよね。本当にやる気あるなら、私はもう、すぐ承諾を受けた時点で出しますね。辞表を出しますね。もし同意されなければ、また戻るというんでしょう。決意とあれが足らないんじゃないですか。これは公務員がつくった法律だから、そういうの許されるんですよ。自分のいいようにつくったから。
仮にですよ、これはあくまで仮の話ですからね。金子君が今度議員になったら、仕事やめたんですよ。金子君、そうですよね。金子君は市の仕事やめたんですよ、議員になって。この次の議員、もし落選したりしたら、仕事、帰るとこないんですよ。ところが、公務員だから、自分でそういう法律をつくったんでしょう。だって、一般の人は、議員で出る場合はやめなくちゃならないですもん、公務員の場合は。会社の場合は別に構わないんですがね。公務員の場合やめなくちゃならないんですよ。何で市役所の職員だけがやめなくて、市長、副市長──副市長はかなり、今の門井君の給料よりいいですよね。退職金1,600万円か、その前後、もっとになるか、4年間でもらえますよね。今までの自分の退職金はもらえるわけでしょう。そうして、そこへ席を置いておく自体が甘いでしょうよ、考えが。財政再建で、二重でしょうよ、出すの。片方、今度やめて、退職金もらって、また1,600万円もらって、そんなにすごい人物だったら、ほかの会社からヘッドハンター来てますよ。ヘッドハンターというのは引き抜きですよね。そんなに優秀で、この財政を再建するなら、だれも放っておかないですよ。言っていること、やっていること、全然違うんじゃないですか。あなたも言えばいいでしょうよ。門井、おれと心中するなら、まず職をやめてくれ、そしてみんな説得するからって。言っていることとやっていることが違うんじゃ、同意なんかする人少ないですよ。結果を見ればわかりますが。
以上。
82
◯議長(
草間正詔君)
高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
83 ◯市長(高杉 徹君) これは議案に対する質疑ですから、その方の人物評価であるとか、それから今回の経緯に対する思いというのは、茂田議員の思いはわかりますし、茂田議員の評価はわかりますけれども、それに対して私がどうこう答えるような内容ではないと思います。
大事なのは、任命権は市長にあって、私が全幅の信頼をもって任命したわけですから、皆さんが同意されるのか、されないのか、それがこの議案です。よろしくお願いします。
84
◯議長(
草間正詔君) 茂田信三君。
〔13番茂田信三君登壇〕
85 ◯13番(茂田信三君) 今のは答えになっていないですね。自分が自主的にやるというから、私はどういうところが優れているんですかと聞いている、議案に関連しているでしょうよ。私は全然聞いていない、趣味は何ですかとか、そういう話のことじゃないでしょうよ。人を説得する場合は、この人はこういうことに長けているから、どうぞ使ってくださいと言うんでしょう。セールスってそうですよ。私はトップセールスマンでずっと送ったけど、まずセールスの仕方というのは、この商品はどういうところに優れているから買ってくださいよ、そうでしょうよ。そのセールスする人物がただ優れているじゃ、わからないから聞いているんでしょうよ。議案に対する質問でしょうよ。実は門井君は簿記何級だとか、何とか企業診断士とか、持っているとか。さっき小林議員も言ったでしょうよ、そういうことを。そうじゃなければ、判断ができないでしょうよ。私は議案に対して聞いているんですよ。それ、理解できない。私は全然、取手行く話が下館のほうへ行った話じゃないですよ。取手行くのをちゃんと、東京行くのに、上りの切符買っているんですよ。それがわからなけりゃ、一緒に私と対で話できないですよ、同じ条件で話できないですよ。私は布教使ですから、人に物事を話すのが商売です。プロです。プロです、私は。そのプロがあなたに話して、あなた、それ理解できなければ、よっぽど程度が低いか
能力がないか、どっちかですよ。あなたの
能力の問題いきますよ。私に対して、何言っているかわからないということでしょう。あなたの質疑が間違っているということですもん。私、間違っていないですもん。もう一度、それ答えてもらいたい。
86
◯議長(
草間正詔君)
高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
87 ◯市長(高杉 徹君) 今の茂田議員の質問は、どんな点で優れているから副市長として選任したのかということですね。この点は議案にかかわることですから、お答えします。
まず一つは、私はこの方に標準を合わせるときに、まず部下の信頼であるとか、あるいは同じ石下地区出身の職員からいろいろな意見を聞き、一つは非常に部下の信頼が厚い、そして石下時代から非常に町民のために、市民のためにやってこられたということをつかんだので、一つの理由にしております。部下の信頼が厚いということですね。
それからもう一つは、合併してから私と直接のつき合いがあった中で、健康保険の課長、それから現在は社会福祉の課長をしておられます。つまり、常総市にとって今非常に大事な健康保険、年金、福祉、こういう特別会計の財政にも絡む、非常に大事な分野で専門性を発揮した、優れた行政マンだという点を高く評価して、つまり健康保険行政、社会福祉行政に精通した行政マンである、そしてそれは、これからの常総市の大きな課題、重要な課題の一つであるという点から、政策的にも私は評価をし、彼の仕事の
能力も、日ごろからつき合っておりますから、評価をしたと、この2点でもって人物を推薦したわけであります。
以上です。
88
◯議長(
草間正詔君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第53号、以上の件は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
90
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。11番
吉原光夫君。
〔11番
吉原光夫君登壇〕
91
◯議長(
草間正詔君) 傍聴人に申し上げます。静粛にお願いします。
92 ◯11番(
吉原光夫君) 私は、議案第53号について、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。
きょうは、たくさんの傍聴の皆様方おいでいただいておりまして、まことに御苦労さまでございます。大分石下のほうからもたくさん見えていらっしゃるようでございまして、この案件については非常に関心を持っている方が多いんじゃなかろうかと、そんなふうに思っております。きょうは、せっかくここまで来ていただいているんですから、この案件に対しての採決の結果というものを、皆さんお一人お一人の目でしっかりと確認していただきたい、そんなふうに思っています。
7月に行われました
市長選挙の中で、
高杉市長は、副市長は石下地区から出すという公約をしております。そういうことで、当然今回の人事で石下地区から選出していただいたのだと私は思っております。その背景には、多分、石下・水海道地区の一体感の構築というものがあったのではなかろうかと、そんなふうに思っております。
平成18年に石下・水海道が合併しまして、7年目に入っておるわけでございますが、吸収した側、吸収された側、そういう意識の中で、まだまだいろいろなところで格差というものを実際問題として感じられるわけでございます。特に、石下地区の住民からは、そのような意見が多く出ているのもこれまた事実でございます。そういうことから、少しでもそういうものをなくしていこうということから、両地区のバランスというものを考慮されて、今回のこのような人事案を出していただいたものと私は思っているところでございます。
ここに来て、今さら石下だ、水海道だと言っていること自体がおかしいことかとは思いますけども、現実は現実でございます。そういうことで、私も石下選出の議員という立場から見ても、そしてまた多くの地元の人たちもきょうたくさん見えていらっしゃいますけども、この人事案件に対しては非常にありがたく、そして心から喜んでいるところでございます。そういうことで、当たり前のことではございますけども、公約どおり出していただいたわけでございますので、私は石下選出の一人の議員として、この案件はぜひ通過させていただきたいと願っているところでございます。
今回、門井信夫氏の名前が出てきたときは、私も正直言って最初は驚きました。彼のことは、ボランティア活動を通してよく存じ上げているところでございます。判断力、行動力とも優れたものを持っている、そんなふうに感じておりますし、何と言っても非常にまじめな方でございます。そしてまた、政治的なしがらみのないところもよろしいのではなかろうかと、そんなふうに私は思っております。
だれがやっても不安材料というものはあります。だれが受けても将来のことは未知数であると私は思っております。いろいろと心配な点も多々あろうかと思いますけども、本人は一生懸命頑張ると、そんなふうに言っているようでございますので、皆様方にはその辺のところをひとつ御理解をいただきまして、御支持を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、私の討論とさせていただきます。ありがとうございました。
93
◯議長(
草間正詔君) ほかに討論ありませんか。今、
賛成討論ですから、
反対討論の方、お願いします。風野芳之君。
〔17番風野芳之君登壇〕
94 ◯17番(風野芳之君) 私は、反対の立場で討論いたします。
この人事案件につきましては、常総市が、まさしく多くの皆様方が関心を持つ最大の人事でございます。この人事につきまして、私は当初から申し上げているように、市長が、この常総市の市長の選挙が終わったのは7月8日でした。それからもう2カ月たっておるわけでございますが、そんな中で、きっちりと人事案件について、
全会一致で副市長を選び、この市の発展のために御尽力をいただくというのが本筋でございます。また、今回のこの人事案件について、議会の途中で出していただいた、出てきました。それは大変な、みんな、議会も驚きであります。
そんな中で、例えばここで賛否をとり、副市長という承認をされたにしても、この市の中の全体を考えたときに、本人も大変な荒波に入るわけでございます。ましてや、いろいろな意味で副市長という権限もございます。そんな中で、議会とのお話、あるいはまた市民との話、あるいはまた市職員との調整等ございます。そういうものを含めて、大きな意味で大局的に考えたときに、本人も大変な職務になるんじゃなかろうかと。また、議会の中もいろいろな意味で混乱をすることもあるかと思います。そういう意味合いも含めまして、それほどまでにあわててこの人事を押し込むことはない。
市長が、先ほども出た財政再建をしたいということもございまして、副市長もどうしても置かなくちゃならないということではなくて、副市長を置けるという条件でございます。もう少し時期を待って、しっかりと市長一人でこの市を背負っていただいて、たくさんの優秀な部課長もいらっしゃいます。そんな中で、御審議をいただく中で、議会ともども、これからどうしても副市長が必要なんだという条件をやっぱり執行者としてつくるべきではなかろうかと、そのようなことを踏まえ、今回のこの人事案件について、人物がどうとか、そういう問題じゃございません。私も近くですから、すばらしい人材であると、そのように確信は持っておりますが、いろいろな意味で本人にも大変な御負担もかかる、そういうことも含めまして、今回の人事案件については、私は反対の立場で討論をさせていただきます。
95
◯議長(
草間正詔君) では、
遠藤章江君。
〔3番
遠藤章江君登壇〕
96 ◯3番(
遠藤章江君) 私は、先ほど茂田議員から説明がありましたような財政再建のために副市長は置かないほうがいいという、この提案に対しまして若干反対の討論を述べさせていただきたいと思います。
まず、副市長を置かないという選択をするよりも、やはり私は、副市長を置かないで財政再建をするということであれば、まず議員がみずからの報酬を数%、数十%削って、まずみずからの身を削ってから、副市長を置かないと、そういう選択をするべきだと私は思います。
また、議員の研修旅行、政務調査費等も高額になっていますので、そういうものを見直して、そして、それでもまだだめだから副市長を置かないと、そういうことであれば納得ができますが、まだそういうことを何もしていない段階で副市長を置かないで財政再建のためになると、こういう論理は私はいかがなものかと思います。〔不規則発言する者あり〕
97
◯議長(
草間正詔君) 静粛に願います。
98 ◯3番(
遠藤章江君) あと、2点目ですけども、今回、私は、特にお名前を言う必要はないと思いますけども、役所の庁内から次長というポストの方が副市長に選任されたということを知りましたけれども、聞くところによると、次長だからだめだと、部長だったらいいんだと、そういうような話も私は聞いております。しかし、前任の藤島副市長は、県庁においては課長補佐であります。県からの職員であれば課長補佐でもよく、市の職員は次長ではだめと、こういうこともやはり道理は通らないんじゃないでしょうか。
あともう一つ、なぜ職員の中から候補者を選んだのか、私なりに考えてみました。それは、私が個人的に職員から耳にした話でございますが、石下の職員と水海道の職員との関係というのはあまりよくない。合併7年を経過しても全く、仲よく話したり、そういう状況ではない、そういう話を聞きました。〔不規則発言する者あり〕
99
◯議長(
草間正詔君) 再三注意して聞かない場合には、退場していただくようなことになりますので、静粛にお願いします。〔「はいはい、今後自重します」と呼ぶ者あり〕
100 ◯3番(
遠藤章江君) やはり今、必要なのは、石下と水海道の職員の融和、これが一番大切なのではないかと思います。やはり、市の職員が仲よくして、常総市として一生懸命やっていこうという体制ができなければ、これはなかなか進んでいくことは難しいのではないかと、私はこのように思います。そういう意味で、やはり偉い人を中に入れて常総市を動かすというよりも、ある程度職員と対等に話ができる、そういう人を副市長候補に選ぶというのも一つの方法としてはあるのではないでしょうか。
また、茂田議員がよくおっしゃいます、民間ではいきなり課長だった人が社長になったり、そういうことはよくあることです。私もアメリカの外資系の製薬会社におりましたが、朝、黒塗りの車で会社まで来た取締役が、取締役会の後は、帰りは電車で帰らなくちゃならないと、こういうこともよくあるんです。ですから、その人を見て、その人のポストを見る必要はないと思います。市長が信頼をして選任したのであれば、それは私たち議員としては同意すると、こういうことでいいのではないかと私は思います。
次に、副市長というのは、やはり内部人事でありますから、市長が選任して、議員はあくまで同意すると、こういうことが普通の流れであります。〔「違いますよ。それは違うよ」と呼ぶ者あり〕──ですから、今、皆さんの話を聞いていると、その副市長候補の人柄を見るのではなく、あくまで
高杉市長に対する反発、そのように私は感じることができます。どうか、私は、
高杉市長を見るのではなく、副市長候補である方をしっかりと見て判断していただきたいなと思います。
今回、副市長、教育長、教育委員、この3名が人事で上がっておりますけども、いずれも市民としての義務を果たしております。納税の義務も果たしている、国民保険や健康保険も払っている、そして犯罪を犯したこともない、善良な市民として常総市に住む市民であります。そういう人に対して、私たちは議員であるということだけでその人の人柄を、その人を人の前で弾圧したり、批判したり、そういうことは断じてあってはいけないと、私はこのように思います。ですから、今回、やはり市長に対する恨み、選挙に対する恨み、そういうこととは切り離して、副市長候補、その人の人柄、人格、そして何よりも石下と水海道の融和のために必要だということを御理解いただいて、私は議員として同意をしたいと思っております。
また、これは、人情に訴えるというわけではありませんが、先ほど茂田議員もおっしゃいました、やめてから出たほうがいいと、こういうことを言いますけども、やはり皆さん、家族もある、子どももある、そういう状態です。そういうことは、なかなか私はするのは難しいのではないかと思います。今回の候補者にも家族もある、子どももある、そういうことで、茂田議員がおっしゃるような決断というのは、なかなか普通ではできないと思います。ですから、今回やはりそういう家庭の状況も踏まえて、一大決心をしたと、この決意を私はぜひとも認めてあげるべきではないかと思います。どうか皆さん、私は今回、選挙の怨念はすべて捨てて、副市長候補の人柄、人間性、今までやってきた職務について評価をしてあげてほしいと思います。
以上です。
101
◯議長(
草間正詔君) 反対の意見ですか。水野 昇君。
〔18番水野 昇君登壇〕
102 ◯18番(水野 昇君) 私からも、それでは反対という立場で討論させていただきます。私は最初から、皆さん、きょう傍聴の皆さんは石下地区の人が多いというふうに聞いておりますけども、私、面識があまりないので、これまで傍聴に来られている方も少ないのかなという観点から、これまでの合併以来の経過を踏まえて、ちょっと時間をもらって私は反対の討論をさせていただきます。申し上げますけども、私は門井さんに対する反対じゃない、はっきり申し上げる、それは市長に対する反対ということで聞いていただければ大変ありがたい、提案した提案者に対する反対だと、これははっきり申し上げます。
それはどういうことかといいますと、私たちは編入という、先ほどから同志の皆さんの質疑、討論の中にありましたように、石下と水海道が急遽3カ月ぐらいで合併しました。そのときに、私たちの──私は常総市になる前にですよ、これは持論でありますけども、下妻であれば、広域圏が違うのは、水海道と合併したらこれは大変だと、将来が危惧されるという観点からあまり乗り気じゃなかったことも今思い出している状態でございます。なぜかといえば、茨城県で初めての区分が違う市町村なんですよ、水海道市と石下というのは。広域圏も違うし、これ茨城県で初めてだ、そういうところでやるというのは、市民の皆さんも、端的に申しますと、3カ月の期間で合併したから理解ができないうちに合併したという経過もあります。
合併してから私が一番危惧したのは、合併するに当たって160億円の合併特例債が来る。町村支援金ですね、これが5億円ずつ、1市町村当たり5億円来る。これも皆さん、きょう来ている皆さん、わからないでしょう。これだって遠藤市長、ここにおいでですけども、その一番初めに、人口とか財政割から言って6:4ぐらいに使わせてもらう、そしてこの合併支援事業金に当たっても、水海道地区には工業団地が四つもある、美妻橋からの朝晩の渋滞が、大変渋滞するから、ひとつ何とか、県のほうではこの支援事業金については一つの事業にしてくれ、ここに皆さん、わからないですから、同志の皆さんも執行部の皆さんも、私と6年間もかみ合わない点がありますから、よく聞いてください。私はそういう意味で、この6年間、ばかの一つ覚えじゃないが、一貫してその点を追求してまいりました。しかしながら、支援事業金10億は、美妻橋から、御存じのようにバイパスまで行っているのについても、いくら言ってもわからない。これは我田引水、水海道に吸収されたという大きな要因も一つ、編入ということもあろうかというふうに私なりに解釈しておりますけども、そのようなこと、そして今のこの合併特例債を見ましても、旧石下町と旧水海道が合併したときに……。
103
◯議長(
草間正詔君) 水野議員、この副市長の件で、議題内に……。
104 ◯18番(水野 昇君) だから、議題内じゃないですか、これは。関連して、今、傍聴の人がわからないから聞かせているんですからね。
105
◯議長(
草間正詔君) そうですか、そこらちょっと。
106 ◯18番(水野 昇君) わからないでしょう。わかる人いたら、じゃあ傍聴席に聞いてください。そんなことわかっているという人がいたら、どれだけ、私やめますから。わからないから言っているんですよ。わかる人がいたら後で私に、個人でも電話してください。私、うちに行ってでも何でも、私の知る限り答弁させてもらいますから。そうでないと、誤解して皆さんに帰られては困るという観点から、私は一般質問では時間が制限されていますので、市長に対してこの前も一般質問で申し上げました。あれ途中になっちゃったから、話が切れちゃうと、また、途中で入られると話が途切れちゃうんですが、いろいろありまして、私は私なりに皆さんの地元の代弁者として使ってもらっているわけですよ。だから、しっかりとした代弁をしないと、私は役に立たない人間だということもありまして、地域の発展と将来の常総市の一体感の構築と、口で言うのは簡単ですが、どれほどこれから年数がかかればできるのかという問いもかけられております。
しかしながら、私にはこれまでの経過からいって、昔、水海道も合併しました。石下も合併してきました。その当時だって、川の向こう、川の東、西だということで、10年も20年もかかったんですよ。だから、人に聞かれれば、恐らく今度の合併、常総市になっても10年や15年はかかるでしょうということははっきり申し上げておりました。しかし、現状を見ますと、先ほど、当初の合併当時の遠藤市長の例を出しましたけども、そのようにやってもらえれば別に何ということはなかったんです。皆さん、旧石下町の人が多いというふうに見ていますけども、その中で160億のうちで合併当時は私の石下町では区域区分はこのままだと、区域区分といったって、議員の中でもわからない人がいるんだからしようがないんですが、都市計画ね。都市計画だってこのまま、そして庁舎は建ててもらいたい、そして北部幹線をつくってもらいたいという意向で合併したわけですから。〔「議長、観点が外れています」と呼ぶ者あり〕──外れていないよ。黙っていろよ。〔不規則発言する者あり〕──わからない人も多いということ……〔「人事案件だから」と呼ぶ者あり〕──余計なことを言うんじゃないよ、おまえ。自分で人の私語は慎めなんて、自分で何言っているんだよ。自分で、それは何かというと、皆さん聞いてください。石下町で高崎坂東線に反対した町民なんですよ。この市長が反対したんですよ。それだから、そういう話になってくると必ずそういう意見を言うんですよ。だから、それは……。〔不規則発言する者あり〕
107
◯議長(
草間正詔君) 静粛に願います。〔不規則発言する者あり〕
108 ◯18番(水野 昇君) 何……〔「聞いていないよ」と呼ぶ者あり〕──聞いていないって。そういうことを聞いていないですもん。私の意見を聞いていないというのか。聞いていない人は出てくれていいよ。私の権限で言っているんだから、私の意見を聞きたくない人は出てくれて結構ですから。どうぞ出てください。そんな話は聞きたくない人は出てください。私は別にとめませんから。私は正論を言っているわけですから。
そういうことで、一体感の構築をするのには、やはり原点に戻らないと、今の話のようにこれ戻れませんからね。これはだれったってね、私は水海道地区の事業に対して、これまで一切反対なんかしてきませんよ。みな賛成してきました。中には意見は言いましたよ。だけども、水海道の同志でも、この合併という大変な節目を迎えて、それに対して石下、水海道というんじゃなく、協力してくれる議員たちも大勢おります。しかしながら、今聞いてわかるように、地元で肝心なところになるとそういう意見が出てくるというのは、自分の非は皆さんに聞かれては大変だからそんなこと言っているんですから。私ははっきり申します。じゃなかったから、自分の地域、将来の展望という観点から言えば、常総市には、水海道と石下が合併して、鬼怒川の西には、傍聴の皆さん、1本の県道も通っていないですよ。通っていますか。通っていて大丈夫だという人がいたら言ってください。私はあの道路なんかも、完全に危険で、今度は西中学校がだめになったって、そういうことでお願いしてきているんですよ、6年も。〔不規則発言する者あり〕──だから、前進のみでやっているんですが、今度の市長も、きょうも、みんな水海道地区の人に頼んで、ひとつ高崎坂東線も、ひとつ前市長は何とか合併特例債でやろうということで発表した経過も……〔不規則発言する者あり〕──何。〔不規則発言する者あり〕
109
◯議長(
草間正詔君) 静粛に願います。水野議員、簡潔にひとつお願いします。
110 ◯18番(水野 昇君) 簡潔にします。私はこれで簡潔なんです。
だから、そういうことで……〔「議長、
反対討論でしょう」と呼ぶ者あり〕
111
◯議長(
草間正詔君) はい。〔「
反対討論じゃないでしょうよ」と呼ぶ者あり〕
112 ◯18番(水野 昇君) 黙っていろよ。自分で反対したからそんなことばかり言うんじゃねえ。黙っていろ。黙って聞け。人のときは何だかんだ言って。私語は慎めなんて、あんたが言ってんじゃねえの。
113
◯議長(
草間正詔君) 静粛に。静粛に願います。
114 ◯18番(水野 昇君) 何言ってんだ。そういう身勝手なこと言うんじゃねえって。〔「
反対討論は
反対討論でやったら……」と呼ぶ者あり〕──
反対討論だよ、これ。言っているでしょう、最初から反対だって。言っているでしょう。〔「中身が違うでしょう。中身が」と呼ぶ者あり〕──中身が関連しているから言って聞かせているんだよ。それを言われるのが一番嫌なのはおたくでしょう。〔「議長、終わりにしろ」と呼ぶ者あり〕──だから、そんなことで……。
115
◯議長(
草間正詔君) 静粛にしてくださいよ。それで、水野議員も簡潔にお願いします。
116 ◯18番(水野 昇君) 市長も、先ほど水海道の議員と、高崎坂東線一つとったって、言ったんですよ。前の市長のように何とかまた戻して、認定をとってやってくれないかと。ところが、依然として返事はくれません。だから、一体感の構築と、今、議員、同志の中からも出ていましたよね。一体感の構築なんかできませんよ、石下の住民から言えば、なかなか。ちゃんと、一つぐらいは、石下にも一つぐらいの事業はやってもらわないとできないんだ。だから、わからないんだから、それ。いくら言っても。そんなことで、私は一体感の構築、これは早急にやらなくちゃならない。そういう観点から言っているんだよ。だから、その件で、市長も私らの代弁者とよく、意気地なくても、意気地あっても、聞いてもらえないということは大変不満なんです。
それで、今度の人事案件も出ました。人事案件も出ましたけども、私は関連しているから言っているんだからね。時間が、制限ないんでしょう、これは。議会の質問じゃないんだから。それだから聞いてもらっているんだ。どういうふうに聞こうと構わないです、それは。〔不規則発言する者あり〕──いや、いくらでもしゃべるから、1時間でも2時間でも。だから、それは傍聴席に同調しちゃうとうまくない部分もありますが、
高杉市長が自分で一体感の構築、今、遠藤さんからもあったでしょう。急いで一体感の構築、選挙についての不平不満を言うんじゃない。私は、人間ですから、一つぐらいの事業は石下にもやってもらわないと、地元のみんなの意見がまとまらないですよ。使ってもらうからには。毎日のように来て、それだから市長にもお願いしているんです。ところが、市長は、県まで行って前市長が来年はやるように段取るというのを、これをとめちゃったんですよ、皆さん。そんなことで、自分のやることは、言っていることとやることが違っていて、それで今度自分が人事案件を出したんだから、協力してくれというような理由をいくら言われたって、人間としてはなかなか理解に苦しむ点は多々あるんですよ。だから、私らの話も聞いていただければ、それに対して公人として、意気地なくてもそれ相応の対応を今後だってしていきたい。
先ほどから、同志の皆さんから財政再建だと言われているでしょう。皆さん、知っているか知らないか知らないが、選挙のときだって言われたんですよ。第二の夕張になっちゃう。これは一緒に同志として6年もやってきたんですから、それで大体はわかっていますよ、人間性はね。そんなことで、今回の人事案件についたって、傍聴の皆さんのわからないところがいろいろあるんですよ。私は、きょうはあえて皆さんに、今、当初から申し上げたように、言ったというのは、時間も浪費だという考え方もあると思いますけども、せっかく傍聴に来てくれたんだから、聞きたくない人は帰ってくれて結構ですから、私はそういう人間ですから、私は私なりの信念で皆さんに使ってもらっているので、ちゃんと言います。
そういうことで、ひとつこれからもこの常総市の発展のために、一体感の構築のために、やはり理解ある判断のもとに、首長というのは懐大きくしてやってくれるものだというふうに私は思っていますから、そういう観点からいえば、必ず今後やってくれないと、この4年間、1期4年で、その判断は住民がしてくれるものと思っていますので、先ほどから同志の皆さんから賛成、反対出ていますけども、私は私の同志が補欠選挙にも出ると、出る人が常総市には3人もいたというんですよ。それも出させない、財政が大変で。だから、副市長も今度は、いいとか悪いとかじゃないですよ。門井君がどれだけ優秀か、まだ働いてみないと私は判断できませんけども、そういう観点から、自分のことも振り返ってひとつちゃんとした人選のあり方というものをもう一度考えてもらわないと困るという観点から、私はこの件については、市長に対して、人事案件を出す市長に対してですよ。多々言いたいことが、今、皆さん聞いているようにいっぱいあるんですよ。それで反対だということですから、御理解を、聞いている人にもいただければというふうに思っております。そういうことで
反対討論とさせていただきます。またの機会がありましたら、いろいろ細かく、1時間でも2時間でも説明しますから、いろいろ。そういうことでよろしくお願いします。
117
◯議長(
草間正詔君) 会議続行しますので、静かにお願いします。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
お諮りいたします。議案第53号、以上の件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
119
◯議長(
草間正詔君) 起立少数であります。よって、議案第53号は同意しないことに決しました。
───────────────────────────────────
日程第9 議案第54号 常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第55号 常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
120
◯議長(
草間正詔君) 日程第9に入ります。
議案第54号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、石塚清美氏、議案第55号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、石塚理治氏、以上2件を
一括議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
121
◯議長(
草間正詔君) 提案理由の説明を求めます。
高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
122 ◯市長(高杉 徹君) 議案の第54号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて(石塚清美氏)、同じく議案第55号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて(石塚理治氏)、提案をいたします。
教育委員会委員につきましては、前任の山口 大氏が平成24年7月31日をもって辞任をされ、また、関根小由里氏が平成24年9月30日をもって任期満了となることから、その後任として石塚清美氏及び石塚理治氏を委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議員の同意をお願いいたします。
2人とも大変すばらしい人材です。よろしくお願いします。
123
◯議長(
草間正詔君) ただいま説明を求めました。これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
124
◯議長(
草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第54号、議案第55号、以上の件は
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
125
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号、議案第55号、以上2件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
126
◯議長(
草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第54号について、採決いたします。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
お諮りいたします。議案第54号、以上の件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
127
◯議長(
草間正詔君) 起立少数であります。よって、議案第54号は同意しないことに決しました。
次に、議案第55号について採決いたします。
採決は、
会議規則第70条第1項の規定により、
起立採決を行います。
お諮りいたします。議案第55号、以上の件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
128
◯議長(
草間正詔君) 起立多数であります。よって、議案第55号は原案のとおり同意することに決しました。
───────────────────────────────────
日程第10 推薦第3号 常総市各種委員の推薦について
129
◯議長(
草間正詔君) 日程第10に入ります。
推薦第3号常総市各種委員の推薦について、本件は、市長、教育委員会委員長から市議会にそれぞれ推薦を求められたものであります。推薦第3号として印刷、御配付のとおりであります。
お諮りいたします。推薦第3号については、印刷して御配付のとおり、それぞれ推薦することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
130
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、推薦第3号は印刷して御配付のとおり、推薦することに決しました。
───────────────────────────────────
(次の文書は参照のため載録する)
推薦第3号
常総市各種委員の推薦について
常総市各種委員について、市長及び教育委員会委員長より推薦を求められたので、次のとおり推薦するものとする。
平成24年9月25日 提出
常総市議会議長 草 間 正 詔
記
┌─────────────────┬──┬───────────────────┐
│ 委 員 会 名 │人員│ 委 員 氏 名 │
├─────────────────┼──┼───────────────────┤
│介護保険運営協議会委員 │ 3│ 石 川 栄 子 遠 藤 章 江 │
│ │ │ 中 村 安 雄 │
├─────────────────┼──┼───────────────────┤
│都市計画審議会委員 │ 1│ 中 村 亨 一 │
├─────────────────┼──┼───────────────────┤
│下水道事業審議会委員 │ 1│ 堀 越 輝 子 │
├─────────────────┼──┼───────────────────┤
│幼児施設設置協議会委員 │ 1│ 堀 越 輝 子 │
├─────────────────┼──┼───────────────────┤
│障害児就学指導委員会委員 │ 1│ 遠 藤 章 江 │
└─────────────────┴──┴───────────────────┘
───────────────────────────────────
日程第11 議員の派遣について
131
◯議長(
草間正詔君) 日程第11に入ります。
議員の派遣について、以上の件を議題といたします。
本件は、地方自治法第100条第13項及び
会議規則第163条の規定に基づき、議員を派遣しようとするものであります。「議員の派遣について」として印刷して御配付のとおりであります。
お諮りいたします。議員の派遣については、印刷して御配付のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
132
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上の件は印刷して御配付のとおり議員を派遣することに決しました。
───────────────────────────────────
(次の文書は参照のため載録する)
議員の派遣について
地方自治法第100条第13項及び
会議規則第163条の規定に基づき、次のとおり議員を派遣する。
平成24年9月25日
常総市議会議長 草 間 正 詔
記
1 茨城県市議会議長会議員研修会
(1)派遣目的 議会運営及び調査研究と意見交換
(2)派遣場所 神栖市、行方市
(3)派遣期間 平成24年11月13日から11月14日
(4)派遣議員 坂 巻 文 夫 議員 遠 藤 正 信 議員
中 村 博 美 議員 堀 越 輝 子 議員
岡 野 一 男 議員
───────────────────────────────────
日程第12 閉会中審査又は調査について
133
◯議長(
草間正詔君) 日程第12に入ります。
閉会中審査又は調査について。
各委員会より印刷物により御配付のとおり、閉会中審査又は調査の申し出があります。
お諮りいたします。以上の各案件については、各委員会申し出のとおり閉会中審査又は調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
134
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件については各委員会申し出のとおり閉会中審査又は調査とすることに決しました。
───────────────────────────────────
(次の文書は参照のため載録する)
平成24年9月25日
閉会中審査又は調査申出書
○
総務委員会
1 総務、企画、財務及び情報政策に関する事項
2 税務及び出納に関する事項
3 戸籍及び住民登録に関する事項
4 市民協働に関する事項
5 交通及び防災に関する事項
6 その他他の委員会に属さない事項
7 24年請願第8号 住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を
求める請願
○
文教厚生委員会
1 教育に関する事項
2 社会福祉及び社会保障に関する事項
3 保健衛生に関する事項
○建設経済委員会
1 道路、河川、住宅及び建築に関する事項
2 都市計画に関する事項
3 水道及び下水道に関する事項
4 環境衛生及び公害に関する事項
5 農業、林業及び水産業に関する事項
6 農地関係の調整に関する事項
7 商業、工業及び労働に関する事項
8 23年請願第4号 市道西398号線・西400号線拡幅に関する請願
9 24年請願第1号 市道西398号線・西400号線拡幅に関する請願
○議会運営委員会
1 議会の運営に関する事項
2 議会の
会議規則、委員会条例等に関する事項
3 議長の諮問に関する事項
4 議場のモニター放映に関する事項
5 一般質問のあり方に関する事項
6 議会活動の範囲の明確化に関する事項
───────────────────────────────────
議決事件の条項、字句、数字等の整理について
135
◯議長(
草間正詔君) 次に、この際、お諮りいたします。
今期定例会に議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、
会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
136
◯議長(
草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
───────────────────────────────────
閉会の宣告
137
◯議長(
草間正詔君) 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
平成24年第4回常総市議会定例会を閉会いたします。
午後4時20分閉会
───────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
常総市議会 議 長
〃 署名議員 番
〃 〃 番
〃 〃 番
当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。
Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...